北海道小樽市・近代建築
こんにちは!和田良太です。
前回のブログに引き続き
今回は小樽の近代建築をご紹介させて頂きます!
小樽も盛りだくさんですよ~(^^♪
札幌でランチをユックリし過ぎてしまったので
小樽に到着したのが既に3時半ごろでした(^_^;)
到着するなり
『コレはヤバイ』と思っていたら
人力車のお兄さんが話しかけてくれて
事情を相談した所、
色々な建築物を説明しながら回ってくれる
との事だったので乗ってみる事にました!
コレがズバリ大正解(^_^)v
お兄さんの説明を聞きながら
約1時間で主要な一帯を回れてしまいました(*^^)v
小樽の街は、明治・大正・昭和初期まで
大手銀行、商社、海運業等の本支店が軒を連ね、
「北のウォール街」と呼ばれた金融街でした!
現在も一部の建物は保存され、
今でも当時の繁栄を物語っています!
それでは早速
素晴らしい建築物をご紹介させて頂きますね(^^ゞ
旧日本郵船小樽支店 (国・重要文化財)(写真1)
1906年(明治39年)竣工、完成翌月1906年11月には ポーツマス条約に基づく
日露の樺太国境画定会議が会議室で行われました。
日刊北海経済新聞社 (写真2)
1930年(昭和5年)竣工、この建物は旧安田銀行小樽支店として建てられました。
鉄筋コンクリート造2階建て
旧三井銀行小樽支店 (写真3)
1927年(昭和2年)10月竣工 旧三井銀行小樽支店は小樽で最初の
鉄骨鉄筋コンクリート造の建物です。
外壁には、北米産の花崗岩が使用されています。
三井住友銀行小樽支店が2002年に閉鎖され小樽市内から都市銀行は姿を消しました。
ナトリ株式会社小樽支店 (写真4)
1906年(明治39年)竣工 旧名取高三郎商店。土蔵造り風で、角地にある為、
西側と南側に開いた形で袖壁を配し入口が二方向に設けられていたのが特徴でした。
数回改修されましたが、旧状を残しており小樽の代表的商家建築の一つといえます。
旧第百十三国立銀行小樽支店 (写真5)
1893年(明治26年)竣工、第百十三国立銀行は北海道初の地場銀行として函館に
設立されこの建物は、 第百十三国立銀行が小樽に進出したときに建てられました。
旧日本銀行旧小樽支店 (写真6)
1912年(明治45年)竣工、日本銀行本店・大阪支店に次ぐ高額な工費で建てられました。
2002年に小樽支店は廃止され、現在は金融資料館として一般公開されています。
北海道紙商事 (写真7)
昭和初期竣工、旧第四十七銀行小樽支店。昭和初期に建築された歴史的建造物。
壁面がタイル張りの装飾となっており、道路に面した正面玄関にはギリシャ様式の
4本の円柱が風格を感じさせる。当時の銀行スタイルを今に残す貴重な建物です。
小樽商工会議所 (写真8)
1933年(昭和8年)竣工 北海道の発展に寄与する小樽経済界の拠点でした。
外装は石川県産千歳石で彫刻され、玄関には土佐産の大理石が用いられています。
昭和初期における鉄筋コンクリート造の建物として貴重なモノのひとつです
岩永時計店 (写真9)
1896年(明治29年)竣工、「岩永時計舗」として開業した道内最古の時計店です。
屋根の装飾、軒の繰り型など細部にもデザインがされ、瓦葺き屋根を飾る一対の鯱は
商店では珍しい装飾であり、当時の小樽商人の意気込みが感じられます。
小樽の街には半日程の滞在でしたが
ご紹介させて頂いた通り
魅力的な建築も沢山あり、
街を歩いているだけでも楽しかったです
吹きガラス体験なんかもやっちゃって
エンジョイしました(^^)
今度行く時は人力車を使わずに自力で歩いて
ユックリ街を見てみたいと思います(^^♪