サントリー美術館「ヴェネチアン・グラス展」
こんにちは!和田良太です。
前回のブログに引き続き
ガラスの展覧会のお話です!
東京ミッドタウンにて
サントリーミュージアム開館50周年記念
コーニング・ガラス美術館特別出品
『あこがれのヴェネチアン・グラス展』
を観に行ってきました!
まずコーニング・ガラス美術館とは
アメリカNYにある
45.000点のガラスコレクションを所蔵する
世界最大のガラス美術館です。
これまでもガラスにまつわる展覧会には
色々と足を運んできましたが
これほど
ヴェネチアン・グラスにまつわる歴史、
時代背景をと共に各時代の技法や流行の解説など
ヴェネチアン・グラスを分かりやすく紹介した
展覧会は初めてでした(o^o^o)
元々、ヴェネチアン・グラスとは
秘密保持と火災の拡大防止の為にヴェネチアの近くに浮かぶ
ムラーノ島に限って行われていた制作技法ですが、
周辺諸国の求めに応じて次第にヨーロッパ各地に流出し
『ヴェネチア様式』
と呼ばれ、
各地の美意識と結びつき新たなデザインや技法が生み出され
16世紀から18世紀にかけて、ヨーロッパを席巻しました。
時代の流れと共に作品を見ていきますと
技術の進歩を感じると共に
数百年も前のガラス職人が
現代とかけ離れて設備の中で
これほど美しい作品を制作されていた事に
感心し感動しました!
今回の展覧会では
エナメル彩、ラッティモ(乳白色ガラス)、
レースグラス、アイスグラス等、
その多彩な数多くの美しいヴェネチアン・グラスの作品が
見られた事もとても良かったのですが
ただ美しいガラスを展示するだけでは無く
様々な角度から
ヴェネチアン・グラスの魅力に迫る素晴らしい展覧会
だったと思います、
これまで自分が知らなかった事も数多くあり
大変勉強にもなりました(^-^)
展示エリアの最後に現代ガラスアートの作品が
紹介されていたのですが
その中にアメリカのガラス作家
デイル・チフリー氏の作品も
展示されていました!
(写真7枚目パープル)
余談になりますが
15年ほど前に2週間ほどアメリカへ
グラスショーとガラスメーカーの見学に行きました!
フリモント社の見学の為シアトルに立ち寄った際、
街のアチコチで飾られている
チフリー氏の作品の美しさに見せられた事を
思い出しました(*^_^*)
世界的にとても有名なガラス作家ですので
ご存知の方も多いと思いますが
独特の色使いで華やかさの中に
気品と艶と持ち合わせた素晴らしいガラス作家です!
このヴェネチアン・グラス展の後、
もう一つ
是非行っておきたかった
展覧会に足を運びましたので
また次のブログでご紹介させて頂きます(*^^)v
info@tomusoya.co.jp
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和田良太に直通のメアドです(^^ゞ
※写真【サントリー美術館】サイトより