お庭の池も美しい・並河家住宅
こんにちは!和田良太です。
皆さんは
『京の夏の旅』と言うキャンペーンをご存知ですか?
京都市観光協会が京の夏の観光振興を図るために
毎年7月から9月にかけて普段は公開されていない
庭園・建築・仏像などの文化財が特別に見学できます!
ちなみに今年は第36回目で
7月9日~9月30日まで開催されており
2週間ほど前に行ってまいりました(^^♪
今回のキャンペーンに含まれている
お屋敷と庭園は5箇所(詳しくは下記WEBにて)
僕は午前中に京都に到着し何とか3箇所を周れたのですが
その中でも今回ご紹介させて頂きますのは
並河家住宅・並河靖之七宝記念館です!
ボクはキレイな水の流れが大好きですので
以前ご紹介させて頂いた、
滋賀県の針江などは理想的な街ですが、
琵琶湖の疎水を敷地内に引き入れた大きくキレイな池がある
並河家住宅は本当にボクの憧れの住空間でした(*^_^*)
まず並河靖之氏について少しご紹介させて頂きますと
明治・大正期に活躍し国内外で高く評価された
七宝焼作家です。
今回ボクは主にお庭と建物が目的で伺いましたが
元々七宝焼も結構好きなもので
展示されていた作品は
非常にあでやかな色彩と深く透き通った艶
そしてデザインの美しさに
ジーックリ時間を掛けて見てしまいました!!
作品数も多く本当に美しかったです(*^^)v
そしていよいよお庭です、
こちらのお庭は平安神宮・円山公園・旧古川庭園など
数々の庭を手がけた事で有名な
造園家七代目小川治兵衛氏が作られたお庭です。
七代目小川治兵衛氏と言えば
明治初期、京都東山・南禅寺界隈に新たに形成された別荘地において、
東山の借景と琵琶湖疏水の引き込みを活かした
近代的日本庭園群(南禅寺界隈疏水園池群)を手掛けた事で名高いのですが
この並河家住宅こそ
琵琶湖疏水を引き入れた最初の住宅となります!
建物自体は当時の状態をキレイに保存された
伝統的な京町屋造り、
そして
池の水が常にキレイに保たれるに十分な水量の疎水が流れ込む池には
疎水と共に琵琶湖から流れてきた
オイカワをはじめハスやウグイの子、
そしてブルーギルなど沢山の魚がおりました(^_^)v
(いつも偏向グラスを持ち歩いているので水中が良く見えます(^^ゞ)
こちらは靴を脱いで建物に上がれますので
流れる水の音を聞き、泳ぐ魚や緑を楽しみ、
暑さを忘れて本当にくつろぐ事ができましたよ(*^_^*)
通常は春と秋のみの公開で
夏のこの時期は一般公開されていませんが
今年だけ特別「京の夏の旅」に協賛して公開されているそうです!
このキャンペーン期間のみ休館無し(予定)でガイドさんが常駐されており
建物・お庭や疎水・七宝焼の事など
色々とご説明をお聞きする事ができます!
ブログが長くなりましたので後の2箇所については
また改めてご紹介させて頂きます(^^ゞ
今年の夏は遠方には行かず
近場の気になる場所にチョコチョコ行こうと思っておりますので、
また良い所があればご紹介させて頂きます!
最近、何だか「旅ブログ」の様になっているのが気がかりですが・・・。
こんな感じでも大丈夫なのでしょうか・・・(^_^;)(笑)
京の夏の旅 (2011年)
http://www.kyokanko.or.jp/natsu2011/natsutabi11_02.html
滋賀県 針江地区
https://www.tomusoya.co.jp/?p=1045
疎水を繋ぐ水路閣の写真
https://www.tomusoya.co.jp/?p=1249
info@tomusoya.co.jp
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